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【日本顎咬合学会に参加してきました】
6月12日に第34回日本顎咬合学会学術大会が東京国際フォーラムでおこなわれ、当院からスタッフ2名とドクター1名が参加してきました。
参加した講演のテーマは
「患者のための歯周病治療」でそれぞれ3名の先生方が独自の切り口で講演されました。
・なぜインフォームドコンセントの実現は難しいのか (杉田 裕一 先生)
・根分岐部病変治療における意思決定 (日本歯科大学歯周病科准教授 関野 愉 先生)
・歯周病の基本治療を再考する (元日本大学歯周病科教授 伊藤 公一 先生)
3名の先生の共通点は「歯周病治療は患者さんとの共同作業」の治療であるので、患者さんの協力(ホームケア)がなければ「成立しない治療」であることを特に強調していました。
歯周病の治療は、虫歯と違って「削って詰める(または被せる)」で完結しません。ホームケアができなくなると再び歯周病が再発してしまうので日常の習慣にする必要があります。
お口の中だけでなく「健口寿命」が延びるように多くの良い習慣をぜひ皆さんにお伝えしたいと思います。