#0017
【平均寿命と健康寿命の違い】
こんにちは!
年も新しく変わりました。
今回は視点を「お口の中」から変えて「お体全体のこと(寿命)」についてお話ししたいと思います。
一般的に寿命というと「平均寿命」のことをさすことがほとんどですが
「健康寿命」という言葉はみなさん聞いたことはあるでしょうか?
ご病気や寝たきりなどで通常の生活を送ることができなくなった時点までを
健康寿命(もちろんまだご存命です)といいます。
ではどのくらいの長さなのでしょうか?
平成22年の厚生労働省データで
男性の 平均寿命が79.55歳、健康寿命が70.42歳
女性の 平均寿命が86.30歳、健康寿命が73.62歳 で
平均寿命と健康寿命の差は
男性で 9.13年
女性で 12.68年
となり、人生の重要なラストシーンとなるおよそ10年間(!)多くの方が
他人の助けを借りたり、不自由な日常生活をおくられているのが日本の現状なのです。
よく疾病予防と健康増進、そして介護予防といわれますが、つまるところ
平均寿命と健康寿命の年数の差を縮め、生活の質(QOL)の低下を最小限にし
ながら人生をおくれるようにすることを目的としています。
お口の中でいうと最後の10年間も
「痛く無く、最後まで食事がおいしく食べられる」ことが目標になります。
そのためには若いうちから虫歯、歯周病、根の病気など治療と予防の両方が
大切になり、健康管理を生涯にわたり継続していくことが必要になってきます。
「じゃあ、どうすればいいのか?」
予防処置にも一人一人にあったさまざまなアプローチの方法がありますので、
ぜひスタッフまで聞いてみてください。
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