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【口呼吸が及ぼす影響について】
家でリラックスしている時や何かにとても集中している時、朝目覚めた時、無意識に口呼吸(こうこきゅう)になっていることに気づくことはないですか?
実は口呼吸と鼻呼吸(びこきゅう)には大きな違いがあります。
そして口呼吸には様々なデメリットがあることが研究で明らかになっています。
今回は口呼吸についてお話します。
■口呼吸の影響
口の中の影響としては口臭、虫歯、ドライマウス、歯周病、歯並びの乱れ、いびきなどが挙げられます。また口の中だけではなく免疫力の低下や自律神経が乱れやすくなったり、全身にも悪い影響を及ぼします。
■口呼吸の原因
口呼吸になる原因は、現代食で柔らかいものを多く摂るようになった影響で、お口周りの筋肉量が低下したからと言われています。 また、メールなどの会話を介さずに連絡する手段が増えたことで、会話による筋肉運動が減少したことも挙げられます。
口呼吸は無意識で行っていることがほとんどですので、意識的に行動を変えていくことが大切です。
■口呼吸を治す方法
鼻呼吸へ変えていくための改善策としては
①食事の際は左右で均等になるようにゆっくりと時間をかけて噛む。
②睡眠の際は市販されているマウステープを使用する。
③ガムを噛む習慣をつけ、口周りの筋肉をトレーニングする。
④鼻炎や花粉症の症状をお持ちの方は治療を行う。
⑤歯並びや舌の位置のせいで口が閉じにくいと感じる方は歯医者さんに相談する。 口呼吸から鼻呼吸に治してお口も全身も健康になりましょう!
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