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【勉強会に行って参りました】
勉強会に行って参りました。
歯の寿命を伸ばすための診査・診断という題を扱った渡辺先生(顎咬合学会会長)によるセミナーでした。
以下、箇条書きになりますが今回学んだ内容に なります。
■医療倫理の原則
「患者に利益をもたらさなければならない」 > 患者利益の大きい質の高い医療は治療リスクを可能な限り減らすことによってもたらされる。
そのためには、
①適切な診断 (検査と診立て)
②適切な治療方法(治療方法の選択)
③適切な医療技術(テクニック)
④高い予知性 (どれくらい持つか) が必要とされる。
■マルチディシプルナリーアプローチ
予防と低侵襲治療をベースとしてさまざまな分野(マルチディシプル)の治療を積み上げていくこと。その中に歯列不正に対応するための矯正治療が含まれていることが重要である。
適切なバイオフィルムコントロール(細菌の抑制のアプローチ)をすれば歯は残る。
■歯牙喪失の主な原因は歯根破折(割れる)であった。
そのため失活歯(神経が無い歯)にしないことが重要。→健全な歯質の厚みをコントロール・咬合をコントロー ルする必要がある(なので歯をなるべく削らない)。
そのために重要なのが(歯をなるべく削らないようにするために)
①予防
②低侵襲治療(矯正を含む) である。
長期的に患者さんにとって利益をもたらすことができる治療を提供できるよう今後も勉強し続けたいと思います。
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