歯科豆知識
「菌血症(きんけつしょう)」って聞いたことありますか?
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【「菌血症(きんけつしょう)」って聞いたことありますか?】
皆さんは菌血症というものをご存知でしょうか?
実は日常のブラッシング時にもおきます。
菌血症とは、出血した際などに血液に細菌が入り込み、血管を通して全身を巡り、それによって様々な病気を引き起こす可能性がある状態をいいます。
あまり聞き慣れないとは思いますが、誰もが日頃から行っている歯磨きの際も同様のことが起きている可能性があります。
本来健康な歯肉であれば出血は起こりませんが、お手入れが行き届いていない歯肉は炎症が見られ、歯ブラシを当てただけで簡単に出血がみられます。この際、
毎回お口の中の細菌が血液中に入り込んでしまっていると考えてみて下さい。
出血の有無はご自身で確認できると思うので 、一度気を付けて見てみても良いかもしれません。
たまに、出血するのが怖くて歯ブラシが当てられないという方がいらっしゃいますが、磨かないというのは逆効果になってしまいます。
炎症が治まり出血が見られなくなるには2~3週間はかかるので、根気強く続けて頂くと良いかと思います。
※「敗血症(はいけつしょう)」というものがありますが「菌血症」とは別のものです。
※基本的にブラッシングは「ゴシゴシ」せずに、痛く無い範囲で丁寧におこないます。
©大手町の歯医者、歯科 | 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1F
歯の治療中の注意(食べ物)
#0043
【歯の治療中の注意(食べ物)】
歯科治療中の大敵となる食品のひとつに「粘着質なもの」がございます。
皆さんが口にする機会が多いと思われるガム、飴、グミ、はその筆頭で、治療中の歯にお詰めしている仮封材が大変取れやすい食品です。
仮封材とは文字のごとく「仮の詰め物」の事で、外す事を前提にした材料なので、強度はあまり強くありません。
なので、ガム、飴、グミ、粘着質(くっつきやすい)なものを召し上がるとくっついて取れてしまうことがあるのです。
また、硬い食品(ナッツ類など)を治療中の歯でたくさん噛んでしまうと仮封材をすり減らしたり、歯が割れてしまう原因になります。
せっかく治療している歯の仮封材が取れてしまうと今までの治療が水の泡に帰すことになってしまうので、特に①根の治療中②型どり~次回お付けする、場合は私共もとてもセンシティブになる部分なのです。
長期間の出張、ご旅行などの予定がある場合は、仮封材を二重にして取れにくくする工夫などで対応させていただくなどしておりますので、お声をかけていただければと思います。
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エアフローって?
#0042
【エアフローって?】
今回は当院で導入しているエアフローについて紹介させて頂きます。
エアフローとは専用のパウダーと水を同時に噴射させて使用します。以下、簡単にエアフローについてまとめてみました。
①着色を落とすことが得意です。
球体状の細かい粒子のパウダーなので、歯面を傷付けずらく短時間で着色やバイオフィルム等を除去することができます。
②見えないところもきれいにできます。
広範囲のパウダー噴射により、目視しにくい所も他のメンテナンス器具に比べてバイオフィルム等の取り残しが減少します。
③器具が届かないところまで届きます。
非接触で付着物を除去していくため、チップの届かない所も清掃が可能です。
④しょっぱくありません。
パウダーの成分の94%が炭酸カルシウムなのでしょっぱさを感じず、塩分摂取を制限されている方も安心して使用することができます。
エアフローに関しては保険外の自費治療になりますが、興味のある方ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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当院は健康保健取り扱い医療機関でございます。虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の治療を基本に、予防治療、ホワイトニング、審美治療、矯正治療、インプラント、口腔外科、再生療法もおこない「一般的な歯医者の治療~専門的な歯科治療」まで幅広い対応ができる体制をとっております。地下鉄大手町駅直結、JR東京駅、丸の内エリアからもアクセス便利な立地の歯科医院でございます。東京駅丸の内北口から徒歩4分、丸の内エリアに隣接する歯医者です(丸の内永楽ビル様より徒歩30秒、丸の内センタービル様、新丸の内センタービル様、日本生命丸の内ガーデンタワー様より徒歩2分、新丸の内ビル様より徒歩3分、丸の内北口ビル様、日本生命丸の内ビル様より徒歩4分)。日本歯科大学東京短期大学院外研修施設。