歯科豆知識
歯の治療中の注意(食べ物)
#0043
【歯の治療中の注意(食べ物)】
歯科治療中の大敵となる食品のひとつに「粘着質なもの」がございます。
皆さんが口にする機会が多いと思われるガム、飴、グミ、はその筆頭で、治療中の歯にお詰めしている仮封材が大変取れやすい食品です。
仮封材とは文字のごとく「仮の詰め物」の事で、外す事を前提にした材料なので、強度はあまり強くありません。
なので、ガム、飴、グミ、粘着質(くっつきやすい)なものを召し上がるとくっついて取れてしまうことがあるのです。
また、硬い食品(ナッツ類など)を治療中の歯でたくさん噛んでしまうと仮封材をすり減らしたり、歯が割れてしまう原因になります。
せっかく治療している歯の仮封材が取れてしまうと今までの治療が水の泡に帰すことになってしまうので、特に①根の治療中②型どり~次回お付けする、場合は私共もとてもセンシティブになる部分なのです。
長期間の出張、ご旅行などの予定がある場合は、仮封材を二重にして取れにくくする工夫などで対応させていただくなどしておりますので、お声をかけていただければと思います。
©大手町の歯医者、歯科 | 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1F
エアフローって?
#0042
【エアフローって?】
今回は当院で導入しているエアフローについて紹介させて頂きます。
エアフローとは専用のパウダーと水を同時に噴射させて使用します。以下、簡単にエアフローについてまとめてみました。
①着色を落とすことが得意です。
球体状の細かい粒子のパウダーなので、歯面を傷付けずらく短時間で着色やバイオフィルム等を除去することができます。
②見えないところもきれいにできます。
広範囲のパウダー噴射により、目視しにくい所も他のメンテナンス器具に比べてバイオフィルム等の取り残しが減少します。
③器具が届かないところまで届きます。
非接触で付着物を除去していくため、チップの届かない所も清掃が可能です。
④しょっぱくありません。
パウダーの成分の94%が炭酸カルシウムなのでしょっぱさを感じず、塩分摂取を制限されている方も安心して使用することができます。
エアフローに関しては保険外の自費治療になりますが、興味のある方ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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歯肉炎と歯周病の違い
#0036
【歯肉炎と歯周病の違い】
今日は歯肉炎についてお話しします。
初期段階の歯周病を「歯肉炎」と呼びます。
かんたんにいいますと、歯周病の中の種類の名前のひとつです。
初期段階の歯周病では歯肉だけが炎症を起こして赤く腫れ、歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び膨らんでいます。
またブラッシングで出血することがあります。 この状態を「歯肉炎」といいます。
この時点では、お口の中の違和感は少ないため、自分が歯周病だと気付く人は少ないと思います。
厄介なことに「歯肉炎」を放置してしまうと「歯周炎」に進んでしまい、歯茎の骨が痩せてしまうので、仮に痛みなどの自覚症状が無くても治療しなけらばならない理由がここにあります。
早めの治療がお体にも負担が少ないので合理的です。
ーまとめー
・「歯肉炎」は「歯周病」の内の病気の名前のひとつである。
・「歯肉炎」=歯肉の部分のみの腫れ 「歯周炎」=歯肉炎+歯茎の骨も痩せる
・「歯肉炎」が進むと「歯周炎」と呼ばれる。
・「歯肉炎」のうちに治療が可能であれば「歯周炎」に進まない。
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当院は健康保健取り扱い医療機関でございます。虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の治療を基本に、予防治療、ホワイトニング、審美治療、矯正治療、インプラント、口腔外科、再生療法もおこない「一般的な歯医者の治療~専門的な歯科治療」まで幅広い対応ができる体制をとっております。地下鉄大手町駅直結、JR東京駅、丸の内エリアからもアクセス便利な立地の歯科医院でございます。東京駅丸の内北口から徒歩4分、丸の内エリアに隣接する歯医者です(丸の内永楽ビル様より徒歩30秒、丸の内センタービル様、新丸の内センタービル様、日本生命丸の内ガーデンタワー様より徒歩2分、新丸の内ビル様より徒歩3分、丸の内北口ビル様、日本生命丸の内ビル様より徒歩4分)。日本歯科大学東京短期大学院外研修施設。